SIWA | 紙和
SAMIRO YUNOKI
シルクスクリーン作品

文字でも絵でもない「模様」を大胆な構図で生き生きと描く「柚木沙弥郎」の作品。国内外から評価される世界的な染色家は、民藝に影響を受け、時代ごとのアートに触発され、どこにもない普遍的な魅力を放つ作品を生み出します。

その作品を、和紙のようなう風合いの「ナオロン」に、原画サイズそのままにシルクスクリーン印刷。ナオロンの素朴で柔らかな表情とモノトーンに仕上げられた柚木氏の作品が融合することで、現代のインテリアに馴染むモダンなアートとして愉しむことができます。

アートを生活の中でより身近に感じてほしいと考える柚木氏と、紙の日用品をコンセプトに掲げるＳIWAのコラボレーションによって生み出されたモダンなアート作品です。

1922 年東京生まれ。美術史を学ぶため東京大学に入学するも、戦争で勉学が中断される。 大原美術館に勤務した折に柳宗悦が提唱する「民藝」と出会い、染織家の芹沢けい介に弟子入りし染色の道を志す。以来、型染の第一人者として活躍。2008 年～10 年にはパリで個展を開催。現地で好評を博す。 2014 年フランス国立ギメ東洋美術館に70点以上の作品が収蔵。 現在も現役で創作に励む。

古くから日本に親しまれてきた和紙。 山梨県にある和紙メーカー『大直（おおなお）』が、工業デザイナー深澤直人氏と一緒に作り上げた「紙」の日常品を提案するブランド「SIWA | 紙和」。紙をあえて「くしゃくしゃ」にすることで風合いを出しています。素材には障子紙の五倍の強度を持ち、水に濡れた状態の方が強度を増すという自社開発の素材「ナオロン」が使われています。

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